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バリ島マニス・ウェディングのスタッフがお届けするバリ島情報
バリ島のNGOと子供たち
バリ島日記 2008/06/18
バリ島は、世界でも有数の観光地と呼ばれていますが、現在も発展途上国であることもまた一つの事実です。インドネシア全体として、小学校の就学率は94%と言われており、他のアジアの発展途上国に比べ、小学校就学率は高いとされています。しかし、その中でも、まだ学校に通えない子供たちも存在していることも事実です。
ここバリ島においても、海外からのNGOやNPO団体が、子供たちの学びの場を提供する活動を行っています。
先日、ギャニャール県、ウブド郊外にあるNPO法人が運営する学校を訪れました。
ここの学校は、オランダのNPOが立ち上げ、現在は小学生から高校生までの子供たちが、学んでいます。活動内容は、子供たちを学校に行かせるための資金提供者(里親)を探すこと、通常の小学校、中学校で学んだ後、この学校で更に勉強する場を提供することなどです。この学校では、ヨーロッパ各国からのボランティアを受け付けており、短期では1日から、長期にわたるまで子供たちと触れ合い、コンピューターや英語を教えています。施設内には、ボランティア用の宿泊施設や台所まで併設されており、不便なく滞在を行うことが可能です。そして子供たちに更なる高い水準の教育を受けさせるために、スタッフ、ボランティア共に日々奮闘しています。
バリ島では、学費代、教材代、ご飯代、移動代などを全て含めても小学生では、1ヶ月に6万ルピア(約670円)もあれば学校に通うことができます。中学生、高校生は20万ルピア(2800円)もあれば可能です。しかし、そのお金も捻出困難な家庭がまだまだたくさんあるのです。
先週日曜日、長期で滞在しているボランティアの一人が主催するパーティーが行われました。日本でいう発表会のようなもので、子供たちはその日のために全員参加の劇を作り発表しました。2チームに分かれ、まだ小さい子供たちはお遊戯のようなもの、そしてもう1チームは、英語版の白雪姫を発表しました。その時の子供たちの楽しそうな顔・・・!キラキラしていて、とても楽しそうで、役になりきっていて本当に上手でした。英語も完璧!相当練習したのでしょう。楽しい!学びたい!という、気持ちが見ているこちらにまでヒシヒシと伝わってきました。
現在ここのNPOには、ヨーロッパ諸国から大勢の里親が集い、毎月の資金援助や現場でのボランティアに携わっています。しかし日本からの寄付は、まだありません。そして、多くの子供たちは日本語も学びたがっています。
日本人私たちのビール2本分くらいの値段で、バリ島の子供たちは1ヶ月学校に通うことが出来ます。そして、素敵な笑顔を見せたり、学びに意欲を出すことも出来ます。
日本、特に東京では、ここ何年の間で外で遊ぶ子供を見ることが少なくなりました。毎日の塾通いや、偏差値教育の中で、子供たちは、探究心からの「学びたい!」という意欲より「勉強させられてる」義務感が募り、次第に無邪気な笑顔を作ることが難しくなっているのではないでしょうか。
幸せの選定基準は、個人で決めるものであり何が本当の幸せなのかは分かりません。ただ、これから家族を作る私たちは、子供たちにとってより良い環境を作り上げていかなければならないと思います。そして、バリ島の子供たちも決して遠い南の島での出来事ではありません。子供たちの輝く笑顔を枯らさぬよう、自分たちに出来ることから考え、始めて行くことも必要なのではないかと感じました。
2008/06/18 バリ島のNGOと子供たち
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